ホテル　ザ・マンハッタン　幕張

某クリスマス・パーティーで、「ホテル　ザ・マンハッタン」の「プラザ・スイート」の無料宿泊券（朝食付き）を頂き、夫とふたりで行ってきました。 　東京駅からJRの京葉戦を利用して、海浜幕張駅（千葉市）から徒歩で３〜５分位でホテルに到着しました。最近、偶然ですが幕張に２、３度来る機会がありました。一角に風変わりな建物があることに気がついていましたが、これがザ・マンハッタンでした。 　正面ドアをくぐった後、２、３度コーナーを曲がってフロントにたどり着きます。ロビーの奥のフロントで、ソファーに腰掛けてチェック・インします。このホテルは、ニューヨーク・アールデコの装飾が特徴である、と聞いていました。しかし、ロビーの壁画は、極めて明るい感じで何となく気恥ずかしくなりました。ファミリー客が多かったためかもしれません。 　一方、天井のシャンデリアは、古風な感じで興味深いものでした。スタッフにお聞きすると、ニューヨークの銀行に飾られていたシャンデリアを復元したものだそうです。ヨーロッパのクラシックなシャンデリアとは趣を異にして、印象的でした。

ロビーの手前のシャンデリア

フロントに通じるロビーのシャンデリア

部屋番号は1407号室で、窓からは幕張のビジネス街が見えました。東京湾が間近に見えるのかと期待して来たのですが、海は全く見えません。はるか遠くにぼんやりと東京湾が見えます。上から見ると、幕張メッセもただの平屋で、あまり冴えません。展望としては期待外れです。もっと眺めの良い部屋もあるのかもしれません。 　プラザ・スイートは、ベットルーム、リビングルーム、バスルームの3部屋があり、広さは70平方メートルあります。料金表を見ると、客室料金が一室二名の場合は￥70,000でした。

このスイート・ルームの特筆すべきものは、バスルームです。バブルの全盛時代の香りがいっぱい、という感じで吃驚しました。窓は、一方が全面ガラスで、紗のような薄い布製のブラインドが掛かっています。総大理石造りのバスルームに、巨大なバスタブがあり、かなり深めで、手足をゆっくりと伸ばすことが出来ました。ただ、バスタブには階段が二段あり、全裸で転んだらどうしようか、と心配になりました。 　他には、ダブル・シンクの洗面台、シャワー・ブース、トイレ、三面鏡があり、設備は整っています。しかし広すぎるのでしょうか、あるいは壁が白一色であるためか、何となく寒々とした雰囲気でした。

久しぶりに、エステティック・サロンを予約しました。この「スイート・エステティック・サロン」は、ホテルの直営で、客室の「プラザ・スイート」の部屋にあります。ボディアロマテラピーで60分で￥10,000です（ビジターは￥15,000）。ボディアロママッサージは、過去に何度か受けたことがありますが、満足したことがありません。しかし、ここのマッサージはただ撫でるだけではなく、指圧も加味されているので、気持ちが良く、エステで初めて至福の時を味わいました。都心の高級サロンに比べると、施設は見劣りしますが、良心的です。コースは色々ありますし、確かにエステはお薦めです。 　昼食はレストラン＆ラウンジのザ・テラスで頂きました。単品もありますが、ビュッフェが断然お徳です。メッセの展示場や仕事で幕張に行った際には、またここで昼食を取ろうと思いました。 　夕食は、日本料理「おりじん」で頂きました。2月ですので、「節分会席」￥6,000を注文しました。ディナー・タイムは17:30〜22:00で、私たちは20:00頃に行きました。驚いたことは、21:30過ぎになると、明日の朝食の準備を始めたことです。椅子を動かしたり、ブッフェ用のテーブルを作っていました。まだ宵の口なのに、と呆れながらも焦りました。慌てて食事を頂いたので、料理の味が全然分からなくなりました。明日の準備は閉店後にして欲しい、と思いました。

幕張というと、都心のイメージでしたが、実際は違っていました（苦笑）。 特に、夜が早いのには驚きました。

ザ・マンハッタン　パンフレットより

CONTAX T, T2, Fuji V100 作成日　2004/07/01、　最新更新日　2008/08/24